こぴちょあぶろぐ

原田病になったことがきっかけで、このブログを始めました。今では料理など、自分の好きなことを中心に書いています。

原田病の定期検診と3回目の視野検査

こんにちは、こぴちょあです。

 

先週の月曜日は原田病の定期検診日でした。すぐにその時の様子をアップしようと思いながら1週間が経ってしまいました。

 

今回は、その時の様子を書きたいと思います。

 

最後までご覧いただければ幸いです。

 

久しぶりの視野検査

定期検診日の当日は、体調があまり良くありませんでした。そのせいでしょうか。今回の視野検査は、すごく疲れました。

 

視野検査は今回を含めて3回目です。

 

原田病になり、ステイロイド治療を長期に渡って行っている関係で、ステロイド緑内障になる心配があるため、視野検査を行っています。

 

初めての視野検査は2017年10月16日でした。この時はステロイドの内服薬が翌日まで残っているものの、その後を踏まえた上での検査でした。

 

この時は、視野検査のみならず、1年半のステロイド治療で骨粗鬆症になっていないかをチェックするため、骨粗鬆症の検査もしました。

 

幸い、ステロイド治療中に飲んでいた骨をもろくするのを防ぐ薬の効果が出ていたようで、骨にも問題が無いことが分かったことがわかりホッとしたのを覚えています。

 

ただ残念ながら、ステロイド白内障の症状がこの時点で若干とはいえ出始めていると言われたのもこの時でした。

 

 

2度目の視野検査は2018年8月27日でした。この時は、その年の2月に再発の兆候があると言われ、強めのステロイド点眼液のリンデロンを開始してから半年ほどたった時でした。

 

そして今回の3度目の視野検査を行ったのが、先日の2019年5月20日でした。単なる偶然ですが、原田病で入院したのがちょうど3年前のこの日でした。

 

振り返ると、もうあれから3年が経っています。その間、ステロイド剤を使用していない期間は、たったの4ヶ月程度です。

 

炎症がなかなか安定しなかったので、ステロイド点眼液のリンデロンを長期に渡り使用し続けなければなりませんでした。

 

その結果、ステロイド白内障ばかりか、ステロイド緑内障への心配も出始めてきています。

 

強めのステロイドの点眼薬を長期に渡って使用すると、眼圧が上がる傾向にあるのだそうです。

  

視力検査と眼圧測定 

ここでいう視力検査とは、矯正視力検査を言います。裸眼での視力検査ではありません。今回も視力検査は問題が無かったのですが、眼圧に問題が大ありでした。

 

一般的に行われる眼圧測定は、空気を目に吹き付けて測定する方法です。今回も一般的な測定方法で行われました。

 

測定中、通常片目の測定に2,3回空気を吹き付けられるます。

 

たまたま今回調べていて知ったのですが、この検査は2、3回行うことで片目の平均値をだしているのだそうです。

 

私は毎回、つい瞬きをしてしまうので、それで片目に2、3回空気を吹き付けられるんだと今まで思っていました。

 

ところが今回の眼圧検査では、右目は通常の回数でしたが、左目の方は「どれだけやるの?」と思うくらい、何度何度も空気を吹き付けられたんです。

 

さすがに何か異常事態が起こっているんじゃないかと不安になり、終了後に検査技師の方に伺ってみたところ、やはり異常事態が起きていました。

 

「眼圧の変動が激しかったので」との返答でした。

 

10回以上行って、ようやく正常値になったと言われたのですが、そういわれると異常値がどれほどだったのか気になりましたが、聞けませんでした。

 

このような異常事態でも数値を平均化するのでしょうか?数値を伺ったところ、22でした。22が通常ならば、これはこれで問題です。

 

ちなみに右目は17でした。

 

眼圧検査の基準値

基準値は10~20なので、変動が激しくてようやく平均値が22に治まったってことなのかと思うと、診察に呼ばれるのがとても不安になりました。

 

先ほども書きましたが、ステロイドの目薬で眼圧が上がる傾向があるため、眼圧を下げる目薬も継続して使っています。

 

それでも左目が22で右目が17なので、問題があるのかもしれません。

 

参考までに眼圧検査でのの基準値は次のようになっているようです。

 

21 以上     高眼圧 

8~20  正常範囲 

7 以下  低眼圧 

 

https://www.handa-center.jp/medical/checkuplist/pdf/gan_atsu.pdf

※ 数値は上記のPDFより抜粋しました。

 

 

眼圧は高いと良くないという知識はあったのですが、低くても問題があるんですね。

 

なんでも高眼圧だと緑内障や高眼圧症、低眼圧だと網膜剥離虹彩毛様体炎が疑われるようです。

 

緑内障の難しいところは、正常範囲内の数値でも発症する「正常眼圧緑内障」もあるそうで、なかなか厄介な病気の一つだと思いました。

 

画像検査と診察の結果

最後に画像検査を行い、それが済むと診察になります。通常行われる主な画像検査です。

 

・細隙灯(さいげきとう)顕微鏡

・精密眼底検査(両側)

・眼底三次元画像解析

 

今回の左目の眼圧検査では、技師の方の様子が、いつもと違い過ぎたことで不安でした。

 

案の定、眼圧を下げる薬をずっと使用していても眼圧高めなのが問題だったようです。

 

またどうも視野検査の結果も前回よりも良くなかったようです。体調のせいもあったのではと思っていますが、そのことを今回の診察の時に伝えそびれたのが悔やまれます。

 

原田病の炎症は今回も治まっていたので、リンデロン点眼液から解放され、明日からは両目ともフルメトロンのみになりました。とはいえ、弱めのステロイドということもあってか、左目のみ1日3回、右目は1日2回と再び変則的ですが、すべてが弱めのステロイドに移行となって嬉しい限りでした。

 

眼圧を下げる薬の変更

眼圧を下げる薬は案の定、強めのものに変更となりました。緑内障、または高眼圧症の人に処方される目薬です。

 

処方箋にはキサラタン点眼液0.005%とありましたが、翌日が豪雨の予報だったこともあって、今回は大学病院の近くにある調剤薬局で処方してもらいました。

 

その時、ジェネリックを勧められるがまま、後発品での処方を承諾しました。魔が差したようです。たぶん翌日、いつも調剤してもらっている調剤薬局に出向いていれば、先発品にしてもらった可能性が大きかったんじゃないかと思います。

 

決してジェネリックが悪いと言っているわけではないので、誤解しないでくださいね。

 

ただ、ジェネリックについては、日ごろから思っていることが多々あるので、この話題については別の機会に書きたいと思っています。

 

話を戻します。

 

今回新たに処方されたのがキサラタン点眼液でした。そして、そこで調剤された後発品がラタノプロスト点眼液0.005%(サワイ)でした。

 

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エイゾプト点眼液と違い混濁した液体ではないので、点眼のしやすさは、個人的にはこちらの方が点眼しやすいです。

 

この目薬の注意点として、目の周りについた点眼液をそのままにしておくと、瞼が黒ずんだり、まつ毛が濃くなったりするので、必ず目の周りにあふれた点眼液はすぐにティッシュで拭いた後、すぐに顔を洗うようにと医師にも薬剤師にも言われました。

 

まつ毛が濃くなるのは悪いことではない気がするものの、それで瞼が黒ずむのは嫌なので、毎回点眼後はすぐさま洗顔しています。

 

この薬に替えてから1週間ほど経ちますが、すぐに洗顔しているおかげか、今のところ問題は起きていません。

 

この薬は高眼圧症の薬のせいか1日1回なので、私は22時に毎回アラーム設定をし、さし忘れの防止をしています。

 

次回の検査では、ぜひとも眼圧が下がってほしいと願っています。

 

と言ったところで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。長くなってしまいましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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