こぴちょあぶろぐ

原田病になったことがきっかけで、このブログを始めました。今では料理など、自分の好きなことを中心に書いています。

パエリア

こんばんは、こぴちょあです。

 

今回は先日作ったパエリアの紹介です。改良に改良を重ね、現在のスタイルで作るようになってから20年は既に経っています。

 

パエリアと言えばおふくろの味と言う息子。確かにお祝いの時だけでなく、彼の誕生日毎に作っていましたし、なんでもない時にも材料が揃えば作っていました。そんなことも関係あるのかもしれません。

 

ということで、良かったら今回も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

アメリカから帰国する時に

購入したのが写真に写っているパエリア鍋です。それまではビタクラフトというお鍋で代用して作っていました。

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今ではデパートまで行かなくてもネットでも買えますが、30年前にはそもそもオンラインショッピング自体がありませんでした。また、その当時にはデパートですら見かけることがなかったように記憶しています。

 

そんなわけで、帰国直前にアメリカのデパートで見つけたパエリア鍋に一目ぼれしてしまったんです。その時は家計費を夫が握っていたので、100ドルの鍋を買うのにも迷ってしまいましたが、結局買っちゃいました。( ´艸`)

 

帰国後は、ことあるごとにパエリアを作っていたので、思い切って買って良かった物の一つですね♪

 

というわけでかなり年季が入っていますが、この子は今でも我が家の現役です!

 

その当時の円相場を調べたら80円ほどでした。日本円にすると8,000円ほどだったってことですね。25年経っても現役のパエリア鍋。お買い得だったと言えるのではないでしょうか。

 

さて、それでは私のパエリア の作り方に移りたいと思います。

 

パエリアの作り方

【材料】

お米3合半、にんにく1かけ、玉ねぎ1個、ピーマン3~4個、マッシュルーム1パック、ブラックタイガー1パック、いか(ヤリイカならば3杯、するめいかなら1杯)、ムール貝(ハマグリ、浅利でも可)、マギーブイヨン2キューブ、サフラン、以上です。

 

※上記の材料はあくまでも我が家のパエリア鍋にあわせての材料になります。

 

【作り方】

①マギーブイヨンを600㏄のお湯で溶かしスープを作っておきます。

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サフランカップに半分ほど(0.2g)入れ、ぬるま湯を約100㏄注いで放置しておきます。

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③パエリア鍋にオリーブオイルを適量入れ、そこへみじん切りにしたニンニクを加え香りが立つまで炒めます。

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④ニンニクがきつね色になったら、みじん切りにした玉ねぎ、一口大に切った胸肉、厚切りに切ったマッシュルームを加え炒め、軽く塩胡椒し器に移しておきます。

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 ⑤ムール貝の表面を丸めたアルミホイルで擦って綺麗にし、汚れを取り除きます。

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 下記は汚れを取りのぞいたムール貝です。

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最後にムール貝に付いている草のようなもの(足糸というそうです)を引っ張り抜き取ります。

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お店の方曰く、この部分はムール貝の命の要なので、処理は必ず最後の最後に行うことが大切だと教えていただきました。恥ずかしながら、このことをその時に初めて知りました。( ̄▽ ̄;)

 

足糸を取り終え、下処理が完了したムール貝です。

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⑥海老も殻のまま使用するため、海老のグリルの時と同様に、食べやすくするために海老の背に包丁を入れ、汚れを取っておきます。烏賊も皮をむき内臓を取り除き、輪切りにしておきます。 

注)ただし、海老のグリルの時のように開かずに、あくまでも背に沿って切れ目を入れるだけです。

copichoa.hatenablog.com

 

⑦オリーブオイル適宜入れて火にかけ、ムール貝、海老、烏賊の順に入れます。次に料理用の白ワインを一回し入れ、軽く塩胡椒をして蓋をします。蓋を少しすることで貝の口が開きやすくなります。

 

状態を見て、今度は入れた時と逆に烏賊、海老、ムール貝の順に器に取り出します。ムール貝が一番火が通りにくいので、状態によっては烏賊と海老を器に取り出した後、再び蓋をすると良いです。

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⑧魚介類を全て取り出したら、軽く1度さっと洗ったお米を汁気の残っている鍋の中に入れます。お米は洗うとスープを吸わないと言いますが、私はさっと洗った方が美味しく出来たのでこちらで何十年もやっています。

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⑨先ほど器に移しておいた④をお米の上に入れ、軽くかき混ぜます。

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⑩魚介類を見栄えよく盛り、①のスープを入れ少し煮てからお湯で戻したサフランを加え、蓋を5分ほどして蒸した後、蓋を取って水分を飛ばします。この時の火加減は中火です。で、水分がある程度無くなったら出来上がりです。

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パエリアに合う飲み物 

今回は久々のパエリアだったので冷やした白ワインと一緒にいただきました。

 

スペイン料理なので出来ればスペインの白ワインが良いなと思い探しました。ですが、あいにくの予算オーバーだったため、今回はフランス産の白ワインで落ち着きました。

 

実際に合うのかと開けるまでドキドキでしたが、パエリアに合って良かったです。

 

この白ワインは後味がスッキリで最後まで美味しくいただけました。美味しかったので、今回は備忘録を兼ねて載せておくことにしました。^^

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おまけ情報

翌日使う為に購入しても大丈夫かを伺ったところ、貝が動かないように包むから大丈夫ですよと言われたのでパエリアにする前日にムール貝を購入してみました。

 

その時に包んでくださったのが、この状態です。



なんでも新鮮さを保つ為には、貝がビニール袋の中で動かないように、しっかりと包むことなんだとか。

 

もちろんこの中には、海水が少しだけ入っています。そうした状態のムール貝をそのまま野菜室で保存すれば大丈夫と教えていただきました。

 

お店の方のお話では、貝を保存している海水ですが、今では人工海水を使っているんだそうです。なんでも人工海水は東日本大震災後からだそうで、それまでは本物の海水だったとのことでした。

 

今回、お店の方がビニール袋でムール貝を動かないように包んでくださったおかげで、翌日でも鮮度が保たれていました!

 

また、ムール貝を上手に処理する方法も教えていただいたおかげで、今更ですがムール貝の処理が初めて上手く出来て感激でした。

 

おかげで、今後はムール貝の処理が楽にできる気がします。といっても、やはりムール貝を綺麗にするのはかなりの手間ですが………。

 

美味しく頂くためには手間がかかるのは致し方ないのかもしれません。

 

と言ったところで、今回は終わります。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

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