こぴちょあです。
今回は完全版、RINGOのアップルパイ第2弾の記事が書ける予定でした。
ところが…。
思惑とは異なる出来事が起きてしまいました。
何が起こったのか。良かったらお付き合いください。
RINGOから遠ざかった⁈
2回目に作ったりんごのコンポートが、なんとRINGOのとは程遠くなってしまったのです。
左が前回ので真ん中は本家、そして右が今回のコンポートです。
ご覧いただくとわかると思うのですが、色が濃くなってますよね。
色が濃くなったわけ
原因は明確でした。
それは元料理人である松尾さんの作り方を忠実に守り、今回コンポートを作ったからでした。(松尾さんのアップルパイの作り方は下記記事にあります)
原因を探る
初めて作った時は、火加減がわからず弱火にしていました。
そのせいで一向にきつね色にならないことに嫌気がさして、きつね色に変化する前にバターを投入しちゃいました。
それがまさかRINGO風のコンポートになるとは、何が功をなすかわからないものです。
そこで今回は目を凝らして再び動画をチェックしたところ、グラニュー糖に水を加えキャラメルにする際の火力は強火のようです。
強火にしたところ、あっという間にきつね色になり煙がたったからです。
別物
ここまできて別物だと気づきました。
キャラメルがRINGOのコンポートとは別物っぽい感じです。
そこで急遽「松尾風アップルパイ」に変更しました。
別物ですが元シェフのアップルです。これはこれでとっても美味しそうです。
元々RINGOが成功したら、次はシナモン入りのアップルパイを作ってみようと思っていたので、こちらが先になったと思えばいいかなと思いました。
材料
今回の材料です。
りんご 大2個(正味500g〜600g)
グラニュー糖 60g
無塩バター25g
バニラエッセンス 適宜(10滴位)
シナモンパウダー 適宜(レシピには大匙1)
松尾流リンゴのコンポート
①りんごをキューブ型にカットします。(今回は2つで652gでした)
✳︎先にりんごの準備をしていたので、この時はまだRINGOのアップルパイをイメージしていました。そのため松尾さんのりんごの切り方とは違っています。
②グラニュー糖を半分ほど鍋に入れ大匙1程度の水を加え、やや強火にかけてスパチュラーで焦げないように混ぜます。
③きつね色になったら火を止め、そこへ冷えたバターを入れます。
④バターが溶けたらカットした①のりんごを入れ、残りのグラニュー糖も加えかき混ぜます。
⑤バニラエッセンスとシナモンパウダーを適宜入れます。(松尾シェフのレシピではシナモンは大匙1でしたが、味をチェックしながらシナモンパウダーを入れたので、適宜と書きました。)
⑥ここで再び火をつけ混ぜあわせ、馴染んだらクッキングシートをかぶせ弱火で30分程煮ます。右写真は30分後のりんごのコンポートです。
⑦再びかき混ぜ、更に10分程煮たら完成です。
⑧平らなバットに移し替え冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れます。
冷凍パイシートの扱い方
①今回は型抜きをせずに1枚のパイシートを3等分にしたものを2枚使用しました。青い線上をカットします。
②三等分したパイ生地を下記写真の様に置いて、それぞれを青矢印の方向に少しずつ伸ばしました。(方向がわかるように見本として写真を撮ったのでフィルムのままです)
伸ばした生地です。
②コンポートを均等になるように事前に6等分しておくと良いです。
それぞれをパイ生地の片側に盛るようにのせ、ハケなどでパイ生地の周りに水を塗ってしっかり閉じます。
③コンポートがはみ出ないようにめー卵の黄身に少し水を加えたものを表面にまんべんなくなります。白身は冷凍して後日使います。
④200℃に予熱し25分程度焼きました。
前回180℃で色が薄かったので、200℃にしました。途中、焦げそうだったので180℃に下げましたが、最初から190℃ですべきだったのかもしれませんね。
焼きあがったら、すぐにシロップ(水とグラニュー糖を大匙1対1で溶かしたもの)をハケで塗ります。
松尾さんが動画の中でもおしゃっていましたが、これをするだけで照りが違います。前回もやりましたが、これはお勧めです。
⑤焼きたてのアップルパイにバニラアイスを添えてみました。
⑥下記写真左側は翌日ようにクッキングシートで包みました。
翌日、オーブントースターでそのまま温めたら、ちょっと焦げ気味になってしまいました。
クッキングシートのままではなく、その上からアルミホイルを被せた方が良かったようです。
最後に
今回は思わぬことから松尾流アップルパイになりました。
また2番生地を出したくなかったので、シンプルな形に変更して作ってみました。
RINGOとは違うりんごだけのアップルパイもとても美味しかったのでおすすめです。
といったところで今回は終わりです。
今回も長文のところ、最後までお付き合いありがとうございました。