こんにちは、こぴちょあです。
今日は髄液検査で原田病が確定した後に行う治療について、お話したいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
まず最初にやるのはステロイドパルス療法。
髄液検査をした翌日に、「原田病が確定した」と言われました。
本来であれば翌日からスタートです。しかし翌日が日曜日だったため、明後日の月曜日からとなりました。
月曜日から3日間、いよいよステロイドパルス療法の開始です。
ステロイドパレス療法は大量のステロイドを点滴すること
ステロイドパレス療法とは、ソル・メドロール静注用という液体を3日間続けて点滴することをいいます。
私の場合は、1日に1000㎎という最大量を2時間ほどかけ、ゆっくりと静脈に点滴しました。
ステロイドパルス療法は通常3日間続けて行うようです。そして、その3日間を1クールと言うようです。
1クールでダメなら2クール! 入院予定が1ヶ月と言われていた理由
私は1クールを終了した後、翌週の月曜日に再び蛍光眼底造影検査を行いまた。
なぜだかはわかりませんが、初めて蛍光眼底造影検査を行った時よりも2度目の方が辛く感じました。
今回の蛍光眼底造影検査で、ステロイドパルス療法の効果をチェックし、2クール目が必要かを決めるのだそうです。
入院予定期間を医師から聞いた時、1ヶ月位と言われました。
その理由は、ステロイドパルス療法の回数だったのです。
炎症の具合によって、ステロイドパルスは4クールまでできるのだそうです。
それを見据えての1ヶ月だったようです。
私は幸いにも2クールで済みました。
長い間、副作用に悩まされたことを思うと、2クールで炎症がある程度治まって良かったと思っています。
ステロイドパルスの1回の量が1000mgですが、それをステロイドの内服薬に換算すると、プレドニゾロン錠1錠が5mgなので、錠剤だと200錠分に当たります。
それを3日間集中して体内に注入するってことは、3日間で既に600錠!!
今更ですが、それだけでもすごい量なので、のちのち副作用がいろいろ出るのは当たり前かなと思います。
ちなみに病院のサイトを見ると、1日に30mgを長期続けても副作用が出るそうです。
ステロイドパルスの後は、当然のごとく内服薬でもステロイドが続く
残念ながらステロイドは集中治療だけで済むわけではありません。
その後は内服薬のステロイドに切り替わります。
これも患者によって量に違いはありますが、私は1日10錠から始まりました。
内服薬のステロイドはプレドニゾロン錠1錠が5㎎なので、内服のステロイド剤は1日50㎎から始まったことになります。
「大量のステロイドなので副作用も出ます。でも初期の段階でステロイドパルスをやって、炎症を一気に抑えることが大事だから。」と言われていました。
また副作用の心配はあっても、治療を優先しなければならないし、ステロイド治療を始めたら、途中ではやめることはできないと言われました。
副作用・・・どんな薬にも副作用はつきものなんでしょうが、医師からいただいた副作用の数々を見ると不安になりました。
実際にどんな副作用が自分に出たのかは、また後日書くことにしますね。
プレドニゾロン錠(ステロイド内服薬)の用量の区分
ステロイドパルスの量に比べれば1日に10錠は少ないと思われるかもしれませんが、1日50mgのステロイド内服薬は大量なんだそうです。
ステロイド内服薬は、1日の内服量によって少量、中等量、大量の3つに分類できるそうです。
あるサイトによると10~15 ㎎以下は少量、 15~30 ㎎ は中等量、 50 ㎎(自分の体重と同じ数字【前後】)は大量となるとありました。
ちなみに1日60mgが最大量のようです。
ちょっと気になったのは、40mgの記載がありませんでした。
体重と同じ数字とあるので、人によっては40mgは大量になったり、中等量になったりするのでしょうか?
お薬110番というサイトには、下記のようにのっていました。
ステロイドの副作用は、服用量や服用期間によって違います。とくに、多めの量(30mg以上)を続けていると、いろいろな副作用がでやすくなります。このため、長期大量服用時など場合によっては入院が必要です。治療が長くなるときは、定期的に決められた検査を受けてください。
区分上で30mgは中等量とありますが、十分に多め量に匹敵するようですね。
つまり中等量以上のステロイドを内服し続けていると、さまざまな副作用が出やすくなるということなのでしょう。
かくいう私も、この後、実際に副作用に悩まされることになるのでした。
というところで、今回はこの辺にしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。