おはようございます、こぴちょあです。今日は、原田病でステロイドの服薬治療中におきた、噓みたいだけど本当の話を書きたいと思います。
異物感で目を見ると、なぜかまつ毛が目に入っている
原田病で服薬治療をする前は、目がゴロゴロすると思って目を見ると、まつ毛が目の中に入っていたってことがしょっちゅうでした。
そんな時のお助けマンが洗眼液でした。アイカップに洗眼液を注ぎ、その中で瞬きすることで、目の中に入ったまつ毛や異物を取り除くという方法です。
いつごろからでしょうか。「洗眼液で目を洗うのは目に良くない」という噂を聞くようになりましたが、私自身は原田病が発症する前まで各メーカーで出している洗眼液のお世話になっていました。
頻繁に使用するのは良くないとは聞いていました。でも私が使う場合は目にまつ毛が入った時限定でしたし、まつ毛が頻繁とはいえ毎日ではなかったのでさほど気にしていませんでした。
仮に毎日使ったとしても、1日に何度も使うわけじゃないし、ましてや水道水で洗うよりはマシなんじゃないかなと漠然とですが思っていたからです。
今でこそ水道水で目を洗うことには抵抗がある私ですが、私の小学時代には、プールの授業が終わる度に上向きの蛇口から出てくる水道水でせっせと目を洗っていました。そのような指導があったからです。
今は良くないと言われていることも、昔は良いと思われて行われていたことがありますが、これはその一つの例ですね。
治療中に目にまつ毛が入った場合はどうすれば良い？
もしかして、まつ毛が入りやすい体質？なのかと思うくらい、私は目にまつ毛が頻繁に入っていました。それが不思議な事に、原田病で入院中は、まつ毛が目に入って困ったなんてなかったのです。
入院中は、なぜか目の中にまつ毛が入りませんでした。「でも退院後は入るかもしれないし」と心配になった私は、退院前に先生に伺うことにしました。
その時の入院中の記録をみてみると、洗眼についての見解の違いや共通の見解をふたりの先生から伺って記録していました。おふたりが共通して良くないとおっしゃっていたのが、水道水でした。水道水は塩素が入っているので、目に良くないのだそうです。
ふたりの医師のお勧めは、防腐剤の入っていない人工涙液成分の目薬でした。目薬で目を洗う方法は、目に目薬を何滴か垂らし、溢れた目薬と一緒に異物を取り除くという方法でした。
☝️私が使っている人工涙液型点眼剤は、これです。目を洗う時だけでなく、目が乾いたり、疲れ目の時などにも使っています。
さて、私の知りたかった洗眼薬での洗眼については、どうだったと思いますか？ それに関しては若干ですが、先生方の考えが異なっていました。
1人の先生は、「まつ毛が入った時などの緊急時であれば、使用しても良い」とのことでしたが、もう1人の先生は勧めないと言うのです。
「緊急時ならば」と条件付きでOKだったということは、平たく言えば積極的にはお勧めしないよということなんだろうと理解し、人工涙液型点眼剤も用意しました。
噓みたいだけど、本当の話‼︎
先ほども書きましたが、原田病が発症する前までは、頻繁にまつ毛が目の中に潜むことが多々ありました。ところがステロイドでの治療中の1年半近くは、まつ毛が目に入ることは、ほぼ皆無でした。
「ほぼ皆無⁉︎ってことは、少しはあるんかい」と突っ込みを入れられそうですね。記録ノートをみると、ステロイド剤が少量になってからあったと記してありました。
それでも以前のように頻繁に目にまつ毛が入ることはなかったんです。頻繁に入っていた私からすれば、1年以上もそういうことがおきなかったのは、奇跡に近い気がしました。
ですから「いつでも来い」と構えていたのですが、人口涙液成分目薬の出番は、なんと1年以上もありませんでした。その後、内服薬も点眼薬も使用しない4か月間は、また目の中にまつ毛が入るというハプニングが度々起きるようになりました。
それが、また再発の兆候があるからと、ステロイドの目薬治療が始まったら、なんとまた目の中にまつ毛が入らなくなったんです。
とはいえ1年以上もの間、まつ毛が目の中に入ったような違和感が無くなったわけではありません。痛みがあるのでみてみると、抜け落ちたまつ毛が目にちょっとだけ触れるため痛みを感じることが多くなったようです。
症状の変化をまとめてみると、下記のような段階を踏んでいるのがわかります。
①ステロイドの内服や点眼が始まる。→ まつ毛が落ちて目の中に入ることがなくなった。
②ステロイドを使用しなくなった。 → また入り始めた。
③再びステロイドの目薬だけだが開始となる。 → 目の中にまつ毛は入らないけれど、目に触れて違和感を覚えるようになった。
このような経験をしているため、やはりステロイドが関係しているんじゃないかと思ってしまうのですが、単なる偶然なのでしょうか？
というところで、今日はこの辺で終わりたいと思います。
「噓みたいだけど本当の話」でした。長々と語ってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
