こぴちょあぶろぐ

原田病になったことがきっかけで、このブログを始めました。今では料理など、自分の好きなことを中心に書いています。

アメリカで運転免許を取った時の話

こんばんは、こぴちょあです。

 

今回も思い出編です。アメリカで運転免許を取るまでの出来事を書きたいと思います。

 

良かったら、最後までお付き合いください。

 

渡米前に必要なこと

それは、国際運転免許証を取っておくことでした

 

息子をナーサリースクールに入れることになっていたので、向こうに着いたら、すぐに運転が必要になるからと夫に言われていたからです。

 

日本ではほぼペーパードライバー状態でしたが、向こうで1から取らなくて済んだことを思った瞬間、日本で取っておいてよかったと思ったのでした。

 

国際運転免許証の有効期限は1年あります。ですから、当初は向こうでゆっくり取ればいいんだろうと思っていました。

 

ところが出来るだけ早いうちに向こうでドライバーライセンスを取る必要があったのです。

 

最初の試練は車の運転

渡米して早々に、運転免許を取ることも必要でしたが、その前に待っていたのが息子をナーサリースクールに送り迎えすることでした。

 

往復で20分程度の距離でしたが、それでも1日に2往復するので40分は乗ることになります。

 

それは私にとっては、ある意味、練習の機会を与えてもらった感じでしたが、練習に付き合わされる息子は、いい迷惑だったことでしょう。

 

ドライバーライセンスを取るには

日本と同様に筆記試験と路上試験が必要でした。もちろん簡単な視力検査もありました。

 

筆記試験はアメリカなのに、その当時は、なぜか日本語での受験が可能でした。27年も前の話なので、今も日本語で筆記試験が受けられるかどうかはわかりません。

 

筆記試験の当日のことです。

 

試験用紙を渡される際、試験管に「英語、それとも日本語、どっちにするの?」と聞かれたんです。まず、そのことにびっくりでした。日本人なんだから日本語でしょ?って決めつけないことがむしろ私には新鮮でした。

 

その当時は、それがアメリカを象徴しているように感じていました。ですが今思うと、彼女には、単に日本人かどうかの区別がつかないだけだったのかもしれません。

 

試験が開始されると、2問ほど問題が消えていたことに気づいたのです。そこで試験管を呼び、問題文を見せ、ここが消えてて問題がわからないので、用紙を替えて欲しいということを伝えました。

 

すると、まさかの返しがあったのです。

 

「私は日本語が読めないから、わからないわ。」と。更に付け加えて「それ以外を正解すれば良いだけでしょ。」と言われ、全く取り合ってもらえませんでした。ということで、呆気なく試験が再び開始されました。

 

開始前のハプニングで合格できるのか心配でしたが、一回で合格できてホッとしました。次に待つのは路上試験です。

 

ところが、その路上試験が日本のやり方とは違っていたのです。

 

アメリカでの路上試験

路上試験が日本と違う点は、既にライセンスを取っている者に同乗してもらい、マイカーで路上試験の場所まで連れて行ってもらう点でした。

 

ということで、先に渡米しライセンスを取っていた夫に、私の車で試験場まで乗せてもらいました。

 

順番が来ると試験官が私の車のところに来て、窓ガラスを叩いて開始の合図をします。

 

試験官が助手席に乗り込み、夫と入れ替わり私が運転席に座ると、その瞬間から路上試験が始まるのです。あとは日本の試験とほぼ同じだったように思います。

 

当たり前ですが、試験管の指示は最初から最後まで英語なので、聞き間違えたら大変とばかりに全神経を集中させていました。そのせいか、最初からとても緊張をしていました。

 

スタート前の失敗に夫はハラハラ

私の試験管は白人の女性でした。籠らず聞きやすい声だったことは幸いでした。

 

運転席に付きドアを閉めた後、シートベルトをし、ミラーを合わせると言った一連の流れを試験管にチェックされていました。

 

すると、その一連の流れを車の外から見ていた夫でしたが、とても焦ったんだそうです。それはシートベルトでした。

 

実はマイカーは新車で、しかも日本車でした。その車は運転席に座ってドアを閉めると、自動的にシートベルトが斜めにかかるようになっていたんです。

 

と言ってもそれは斜めがけの部分だけであって、横にあるベルトは自分で伸ばしてロックしなくてはならない仕様でした。説明が難しいですが、理解していただけたでしょうか。

 

つまり、一見するとシートベルトをしているかのように見えるのですが、実は不完全だったと言うことでした。

 

それを見た夫は、どうかそのまま私が気付かずに終了してくれと願っていたそうです。

 

路上運転終了後

夫の心配をよそに、緊張しきっていた私はそんなことにも気づかないまま、元のコースに戻ると無事合格をいただきました。

 

シートベルトには私自身が気づかなかったからか、教官も気づかなかったようでした。

 

また、自分で言うのもなんですが、縦列駐車もなぜか一発で決められるという快挙だったことも、良い結果に繋がったのかなと思っています。

 

試験管が良い方だったのかもしれませんが。

 

後々生活していて気づいたのですが、駐車場は大抵どこも広いので、後にも先にも縦列駐車をやる必要が無かったのも笑えます。

 

ドライバーライセンスの写真

合格した後にライセンス用の写真を撮る際に、なぜかスマイルを要求されました。

 

デジタルで撮ってくれた写真を見せてくれ、これで良いかどうか聞かれたので、嫌だと言うともう一度撮ってくれました。

 

ところが、送られてきたドライバーライセンスは、なんと最初に撮った写真だったのです。

 

最後に

ドライバーライセンスなのかドライバーズライセンスなのかが気になって、当時のライセンスを探したら、ドライバーライセンスと書いてありました。

 

大したことではないかと思いましたが、私のように気になる方もいらっしゃるかと思い、その時のライセンスを載せることにしました。

 

いくら探しても自分のが見つからなかったため、仕方なく夫のを使わせてもらいました。

 

塗り潰したので、半分近くが黒いですね(汗

 

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といったところで今回は終わります。

 

今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

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