こんにちは、こぴちょあです。
今回は先週の金曜日(12月4日)に放送された番組、「町山智浩の今を知るTV with CNN 」の中で話題になっていた内容を皆さんにお伝えしたいと思います。
フレームイラストさんよりお借りしています
私にとってこの番組は、今のアメリカを知ることのできる興味深い番組です。たとえ見逃したとしても、放送されたものと同じものが1週間後には動画配信されます。ですが少しでも早く見たい為、また見逃したくないため、録画に取って見ています。
下記は前回の記事です。こちらの中でも、町山氏の番組を紹介しています。よかったらチェックしてみてくださいね。
前置きが長くなりました。ということで今回もお付き合いいただけると嬉しいです。
番組内で話していたことのいくつか
【新型コロナウイルスについて】
番組によると、アメリカにおける新型コロナウイルスの感染者は1,372万8,153人、死亡者数は27万691人とのことでした。(ジョンズ・ホプキンス大学 12月1日付)
ロサンゼルス在住の藤谷氏の話によると、「今ロサンゼルスでは、同じ屋根の下に住んでいる同居人以外は、集まってはいけないという緊急令が出ている」とのことでした。それだけ深刻だということですよね。
なんでも今月の20日までは外出制限がされていて、同じ世帯以外の人との集まりを公私ともに禁じているようです。
12月中に最初のワクチンの配布があるとアメリカでは言われているそうですが、まずは最前線で働いている医者、看護師、医療関係者が優先とのことです。4月くらいまでには一般の人にも回ってくるのではとも話されていました。
余談ですが、トランプ氏の個人弁護士であるジュリアーニ氏も陽性と診断されたようです。
【トランプ支持者が主張する不正投票疑惑】
トランプ陣営が何を言ったところで、次期大統領が確実になっているのはバイデン氏だと番組内でも言っています。
しかしなぜか日本では、「いまだにトランプ大統領は不正選挙で負けたんだ」とか、「不正がなければ勝っていたんだ」という人がいると町山氏が番組内で嘆いていました。
また番組の中で「ミシガン州の中のある特定の町では、投票率が100%を超えている」と言っているがいっぱいいるが、このことは全く変ではないと町山氏は言っています。
なぜなら、選挙登録した人数に対する投票数なので、100%になるのは当たり前だからです。選挙登録をしていない有権者の数は入っていません。それを知ってか知らずか、不正と騒ぐのは変ですよね。
町山氏は、いわゆる投票率という有権者のパーセンテージではないのに、まだそんなことを言っている日本人に「いい加減にしてほしい」と苦笑していました。
そして、すでにジョージア州やウィスコンシン州で再集計をしたそうですが、そこでも何の問題もなかったそうです。
バイデン氏とはどんな人なのか
ということにも触れていたので、ちょっとご紹介です。
CNNがドキュメンタリーとしてバイデン氏のことをまとめていました。詳しい内容は明日以降にアップされるであろう動画を見ていただければと思います。
バイデン氏について、ドキュメンタリーの中で何度も出てくる言葉が empathy(エンパシー)です。共感(を持つ)とか、人の痛みを分かるという意味です。
バイデン氏の魅力をempathyという言葉で表現されているように「彼の魅力は強いリーダーシップとは違うところにある」と町山氏は言っています。
またバイデン氏は失敗を素直に認め、そして謝る人なんだそうです。
番組の中で、藤谷氏は語っています。間違ったことをしたり、言ったりしても謝らない人が多すぎる中、素直に謝れる、人の気持ちがわかる、そんな優しさが弱さにならない世の中になればいいと。選んだ人たちはバイデン氏に、そんな期待を込めているのかもしれません。
自分自身を形作ったものは何かという質問に対して、吃音だと言っています。思春期のころ吃音でいじめられていたのだそうです。そんな辛い経験がバイデン氏に共感する力をもたらしたようです。
社会的地位を持つ人の中で、どれだけの人が自分のおかした間違いを謝り、反省できるでしょうか。自分が失敗したことや間違ったことを素直に認めて謝ることは、とても勇気のいることですよね。
おふたりが「バイデン氏が間違いを素直に認め、謝る人だ!」と番組内で興奮気味に話していたのが印象的でした。
まだまだ書きたいことがあるのですが、長くなったので今回はこの辺で終わります。
最後までお付き合い、ありがとうございました。