入院当日‼ 原田病を確定するためには髄液検査(腰椎穿刺)が必要です‼︎
こんにちは、こぴちょあです。
今日は入院初日に行った検査について書こうと思います。ちょっと長いですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
紹介状を持って大学病院に出向いたその日に行われた検査結果で『ほぼ原田病』と言われ、その翌日には入院となりました。入院後、原田病を確定づけるためには髄液検査が必要と言われたのです。
なんでも髄液検査をした後で、原田病だと確定すれば、原田病の治療の肝であるステロイドパレス療法を始められるのだそうです。
私は治療前は文字や線が歪んで見えたため、髄液検査の同意書には夫がサインをし髄液検査となりました。
『髄液検査ってあの背中を丸めて背骨に注射針を刺される検査ってことだよね~。』そう思うと、どの位痛いのか正直不安でした。背後から注射を背骨にって、想像するだけでかなり怖いです。
病室に経験豊富そうな医師と共に、いかにも先生になりたてのような白衣を着た若い男性と女性が私の部屋に入ってきました。多分、状況からして二人は研修医だろうと察しがつきました。
経験豊富そうな医師には私が不安そうに映ったのでしょう。優しい声でこれから行う検査の説明をしてくれました。
髄液検査(腰椎穿刺検査)の詳しい内容等は、下記のサイトに詳しく載っていたのでお借りしましたので、どんな検査なのか興味がある方はご覧いただければと思います。
髄液検査を受ける時の注意点というか、私なりに考えたこと
『まさかその二人が髄液検査をするなんてことはないよね?』と不安になり自分に言い聞かせたものの、こんな状況で間違ってもそんなことを聞く勇気なんてありません。
それに万が一そうだった場合、私の不用意な一言で研修医(たぶん)に余計な緊張が加わったら、プレッシャーを与えてしまい逆に大変なことになるかも、とベッドに横たわりながら考えていました。
先生が私に優しく声掛けをしてくれながら事を進めてくれようとしているのは、背後からも十分に感じとれました。
検査を始める前に背後から、やさしい声で私に声掛けをしてくれる中、時折ひそひそ声で指示をする声が聞こえてきました。
どうやら、まさかが的中してしちゃったようでした。研修医らしき二人のうちの一人が検査を始めようとしている気配を背中から感じたのです。
もし私が不安で緊張したら、その緊張が研修医だと思われる先生に伝わってしまい、かえって痛くなるんじゃないかと思ったのです。そこで、出来る限り力を抜いて研修医らしき先生に身を任せる覚悟をしました。
もうこうなったら、まな板の上の鯉状態なわけですし、背中を丸めて両足を抱え、できるだけ力を抜くよう努めました。
正直なところ、私にはこれしか思いつきませんでした(汗
指導に当たっている先生が「そうそう」「ゆっくり」と小声で指示をしているのが聞こえてきた時、その先生の言葉に女性の声が反応していました。
どうやらテキパキとした思い切りのよさそうな女性の研修医が、私の腰に注射の針を刺しているようでした。
その間、先生が「痛くないですか?」とか「しびれはないですか?」とまるで自分がやってますからと言わんばかりに私に声掛けをしつつ、小声で彼女にも声掛けをしていました。
研修医の女性の腕もよかったんだと思いますが、力を抜いて身を任せたことも功をなしたんじゃないかと思っています。想像していたような痛さもなく無事終了し、あとはそのままベッドで安静にしていました。女性は男性に比べて痛さに強いと言われているようですが、私は痛みに弱いビビりです。
でもお産と比べたら時間も短いですし、思っていたほど痛さはありませんでした。とはいえ、またやりたいかと言ったら、絶対やりたくないですが。
髄液検査当日のシャワーはダメ、ダメ!! 絶対ダメ!
その日、20時にシャワーの予約をしていたのですが、髄液検査後は気だるくなって、シャワーので予約をすぐにキャンセルしたんです。
背中に注射針をさして髄液を取ったわけだし、その時、なんか不安だしとも思ったんですね。
すると、ベテランの看護師さんに「髄液検査をした日はシャワーはダメですよ」と言われて驚愕でした。
『ウソでしょ⁉』と思いましたが、つくづく自分の勘を大事にしてよかった!と思った一日でした。ま、結果オーライと言うことでしょうか。
なんか変だなぁ、嫌だなぁという時に働く勘って大事ですよね。そういう勘が私、けっこう働く方なんですよ。
でもたま~に、自分の勘に従わない時は後悔することがあります。なので、なんか変⁉と思った時は、自分の勘をなるだけ尊重するようにしています。
今回も自分の勘を尊重して大事に至らなかった一例です。それにしても、シャワーを浴びないでよかったです。浴びていたらどうなってたんでしょう。ぞっとしました。
ナースコールに慣れるって時間がかかるもの?
その日は事なきを得てホッとしたのですが、消灯後になって、なぜか寝汗がひどくてパジャマもベッドパットもぐっしょりしてしまい驚きました。
そういう時は、普通にナースコールをすればいいんだと思いますし、それが正解ですよね。
なのに出来ない私がここにいたんです。
消灯後なのにナースコールを押すのはと躊躇してしまい、体をふいてパジャマだけを着替えました。そして寝汗でぬれたベッドマットが乾くまで椅子に座って待っっていたなんて、ほんと馬鹿ですよねぇ。
その後、看護師さんから「必要な時には遠慮しないで押してね。」と言われ、何とか数日後にはできるようになりました。(笑
慣れるって大事ですね。
寝汗でぬれたベッドマットでしたが、病院のベッドマットは乾きやすいのか比較的早く乾いてくれたので、無事に眠ることができました。
入院生活初日から躊躇なくナースコールを押せる人は、本当にうらやましいと思ったのですが、そんな風い思う人って少数派でしょうか?
ではこの辺で。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。