こんにちは、こぴちょあです。
先週の月曜日は原田病の定期検診日でした。前回の検診日から約2ヶ月ぶりの検診でした。
今回もまた備忘録を兼ねて、その時の様子を書きたいと思います。
良かったら、お付き合いください。
定期検診の流れ
今回も前回と同様で、通常の検査だけだったので、次のような流れでした。
①受付
↓
②矯正視力検査
↓
③眼圧検査
↓
④細隙灯顕微鏡検査(前眼部と後眼部の検査)
↓
⑤眼底検査
↓
⑥診察
矯正視力検査と眼底検査
定期検診に行くたびに4つの検査は必ず行われます。そして最初に行われるのが矯正視力検査です。
皆さんもご存知かと思いますが、視力検査の時には円形の一部が欠けた下記の形の表を使って検査をします。
ちなみに、このマークを「ランドルト環」と言うそうです。
矯正視力検査の時に、疑問に思っていることがありました。
それは、はっきりと切れ目がわからない時、「だいたいで良いですから」と検査技師の方に言われることがあるからです。
そう言われるので、「右だと思います」とか「上のような…」といった自信のない返答になることも多々あります。
それでも「良いですよ」とか「合ってますよ」と言った返答をされるので、なんでかなぁと思いながら毎回受けていました。
それが今回解決しました。わかりやすい説明を見つけたからです。
私のような疑問を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひ下記のサイトをご覧いただければと思います。
そして今回の私の矯正視力ですが、幸いにも1.2が出ていたそうで今回も問題はありませんでした。
また眼圧検査の方も左が12で右が13だったので正常範囲内でした。2ヶ月前から変更していただいた先発品のキサラタンが効いているようです。
先発品でも若干の目ヤニや痒みも出るのですが、後発品のラタノプロストに比べると、そういった症状も少なく眼圧を下げる効果が出ているため、引き続き先発品のキサラタンで様子を見ることになりました。
細隙灯顕微鏡検査(前眼部と後眼部の検査)と眼底検査
眼圧の検査の後には、必ず散瞳剤(ミドリンP)を点眼し、瞳が十分に開いた後、細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)を使い、前眼部、後眼部の検査及び眼底検査が行われます。
では細隙灯顕微鏡検査や眼底検査とは、いったいどんな検査で何がわかるのでしょうか。専門的な内容になるので、タナカクリニック(大阪市住吉区)のサイトから引用させていただきました。
【細隙灯顕微鏡検査】
細隙灯と呼ばれる拡大鏡を使い、帯状の光を目に当てて、目の病気を調べる検査のことです。
まぶた、角膜(黒目の表面)、結膜(白目の表面)、虹彩(茶目)、水晶体(レンズ)などの傷や炎症、そして緑内障、白内障など、多くの目の病気が診断できます。
目を照らす光ビームは薄いスリット光になっているため、眼科医は患者の目をよく見ることができ、検査は痛みもなく短い時間で簡単にすみます。
細隙灯顕微鏡検査は目の検査の中でも非常に重要なもので、通常、診察のつど行われます。
【眼底検査】
眼底検査とは、瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや倒像鏡という器具を用い、レンズを通して観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査のことです。 網膜剥離や眼底出血、緑内障などの目の病気を調べるときに行います。
また、眼底の血管は人間の体の中で唯一直接に血管を観察できる部位のため、そこを観察すると動脈硬化、高血圧、糖尿病などの全身の病気が推察でき、生活習慣病の検査としても重要です。
眼底検査では網膜の病気だけでなく、動脈硬化の進み具合がわかります。 高血圧や糖尿病による血管の変化を見るうえで欠かさない検査です。
こうした検査を全て終了しデータが全て集まった後、担当医の診察になります。
今回も幸いなことに、炎症の方も落ち着いていたようでした。フルメトロンの点眼回数も、今回から晴れて両目とも2回になりました。
そして嬉しいことに、次の定期検診日の間隔が更にあき、3ヶ月後です。
原田病を患い治療を始め、はや3年が過ぎました。その間にいったん治療が終了したにもかかわらず、4ヶ月後には自覚もないのに再発し、現在に至っています。
そうした経過をたどりながらも、いまだにどうしたら再発を防げるのかがわかっていないことへの歯がゆさを覚えます。
それでも再発後の治療は、すでに1年半を過ぎましたが、ステロイドの目薬だけですんでいます。
ステロイドの内服薬が再び始まらなかっただけでも感謝しなければと思います。
おかげで失われていた体力も今ではすっかり回復し、原田病を発症する前の頃のように、ズンズン歩いたりもできるようになりました。
また家事を長時間やっても息切することなく、こなせるようになりました。
原田病が持病になってしまいましたが、回復した今を感謝しなければと思います。
と言ったところで、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。