こんばんは、こぴちょあです。
今回はアメリカのお菓子の定番?ともいえる「ライス クリスピー トリート(Rice crispy treat)」を作りました。3回の実験をくりかえし息子の思い出の味が完成したので、そのことを書こうと思います。
良かったら、最後までお付き合いください。
ライス クリスピー トリートを作るまでの経緯
Rice crispy treatとは、ライスクリスピーとマシュマロ、そしてバターで作られているアメリカのお菓子の一つです。
息子にとってこのお菓子は、アメリカ生活をしていた時の懐かしい味なんだそうです。
そんなRice crispy treatですが、手作りすれば再現できるらしいと知ってから、早くも2年近くが過ぎてしまいました。
ベーグルとは違い、私にとっては懐かしの味ではなかったこともあって、息子からの催促が最近ないのをいいことに完全に放置していました。
そんな私でしたが、ひょんなことから思い出したので、息子に食べたいかどうかを聞いたところ、「食べられるなら、食べたい」というじゃないですか。
それならばと作ってみることにしました。
最初の挑戦はポン菓子で
なんでも最初に得た情報は、ポン菓子で作れるとのことだったので、早速ポン菓子で検索し実験を開始しました。
人によって材料の量が違うのですが、作り方はいたって簡単でした。
「バターを溶かして液状にしたら、そこにマシュマロを入れて更に溶かす。そこへポン菓子を加えかき混ぜて形を整える。1時間程冷蔵庫で冷やしたら完成。」とのことでした。
ところがバターとマシュマロを溶かし、その中にポン菓子を投入した瞬間、なんか違う気が!
でもここまで来たら、やめるわけにもいきません。
で、できたのがこちらです。
実食してみたら、案の定でした。
期待していたからでしょう。息子の反応も寂しげでした。幼少期に食べたあの懐かしいものとは食感が違っていたようでした。
Rice crispy treatを食べた記憶が乏しい私でさえ、なんか違う気がしたのですから、息子の反応は当然ですよね。
まるで「洋風雷おこし」といった感じだったからです。
決して味が悪いわけではないんですが、初回の実験は失敗に終わりました。このまま終わるわけにはいきません。ということで再びネット検索を開始しました。
チョコクリスピーなら再現可能?
で、「Rice crispyを使えはば再現は可能なんじゃない?」ということに行き着きました。安く済めばと思ったのが、むしろ仇になったのかもしれませんね。
ということで、ケロッグ社の公式ホームページをチェックしました。ところが、残念なことに今はRice crispy を店頭では買えないことがわかったんです。
とはいえ外国製品や業務用であれば、ネットで買えることはわかりました。
ただ高いんですよね。「見切り発車で買ってみて、作ってみたら失敗だったってことだけは避けたいよね」という話し合いの結果、まずは店頭でも購入できる「チョコクリスピー」で試してみることにしました。
で2度目に作ったのがこちらです。
再び期待に胸を膨らませた息子が一口食べて放った言葉です。
「プレーンじゃないから味は違うけど、これ、これ、この食感だよ。」と少し興奮気味に評価をもらい、私も嬉しかったです♪
実際、思い出の味としての認識がほぼない私ですが、ポン菓子と比べるまでもなく、全く別物だと私も感じました。
Rice crispy でトライ!
チョコクリスピーで食感の確認が出来たので、それならばと、Rice crispy を思い切って購入し作ることにしました。
少しでも安価に作りたいという思いで調べたところ、群馬県の高崎工場で作られている日本ケロッグ合同会社の業務用ライスクリスピーを購入することで落ち着きました。
こちらの商品もいろいろなネットショップで扱っていましたが、本品と送料を考慮したところ、今回は「厳選ショップSHOWA Yahoo!店」さんで4袋をまとめ買いしました。
初めて利用したショップでしたが、応対も良かったですし、何より私がYahoo!ユーザーということもあって、PayPayやポイントがあったので安く買えて大満足!これが大きいですね。^ ^
で、下記の写真がライスクリスピーで作ったRice crispy treatです。
レシピ
参考までにレシピを載せておきますね♪
【材料】
①バター(無塩でも有塩でも可)20g
※ただし無塩の場合は塩を少々加えること
②明治屋のマシュマロ (白)1袋(110g)
③ライスクリスピーorチョコクリスピー120g
【作り方】
① バター20gを耐久容器に入れ溶かます。私は電子レンジ600Wで約1分にしていますが、レンジの機種やバターの固さによっても異なるので、そこは加減してください。
② 溶けたバターにマシュマロを加え、更にマシュマロを溶かします。これも600Wで約1分20秒ほどレンジにかけます。全体にマシュマロが膨らんでくっついたらOKです。
↓こんな感じ。
③ ②の容器の中にライスクリスピー(写真はチョコクリスピーです)を120g加えます。無塩バターを使った場合には全体に塩を適宜振りかけ、スプーンなどでよくかき混ぜてくださいね。どちらのバターでも美味しく作れますが、強いて選ぶのであれば無塩バターに塩がお勧めです。だんぜんこちらの方が風味が良くなる気がします。
④ よくかき混ぜたら、クッキングシートをしいた適当な大きさの入れ物に③を入れ、スプーンで押し付けるようにして平らにします。
その後クッキングシートを表面にも敷き、手のひらや指を使って押し付けるようにすると上手く平らにできると思います。
クッキングシートを上に敷き、指や手のひらで平らにした状態
⑤ 蓋をして1〜2時間放置して、固まったら取り出し包丁で適当な大きさに切ったら出来上がりです!
↓固まった後、容器から取り出した状態
簡単に出来るので、今日は2種類作ってみました。カロリーが高いので、食べすぎに要注意したいと思います。^ ^
おまけ
Rice crispy treatを作る容器ですが、私は何度か作っているうちに、1900mlのジプロックコンテナーに落ち着きました。外側のサイズですが縦156×横235×高83(mm)です。内側は約ですが縦14×横21.5(mm)になります。
完成後にカットしたRice crispy treatを保存するのにもちょうど良いと思います。とても重宝する大きさなので適当な容器をお探しの方には勧めです!
最後に
ネット検索でレシピを見ると、日本の方々は冷蔵庫で1時間程冷やして固めると書いている方ばかりがめにつきました。
で、ちょっと気になったので、アメリカの方のレシピをチェックしたところ、冷やさずに室内に放置して固めると書いてありました。
そこでどっちが良いのか実際に試したところ、冷蔵庫で冷やすより室内に放置しておいた方に軍配があがりました。
好みで構わないと思いますが、アメリカの味を求めていた息子は、室内に放置して固める方が再現率が高いと言っていたので、私はこちらをお勧めします。
ただし夏場は冷蔵庫で冷やした方が良いかもしれません。
といったところで、今回は終わります。
最後までお付き合い、ありがとうございました。