こぴちょあぶろぐ

原田病になったことがきっかけで、このブログを始めました。今では料理など、自分の好きなことを中心に書いています。

無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)が発見され

こんばんは、こぴちょあです。

 

先日「無症候性脳梗塞」が見つかったので、今回はそのことについて、更に詳しく書いてみようと思います。

 

最後までお付き合い頂けると幸いです。

 

無症候性脳梗塞

変更した脳神経外科でもMRI検査を受けたことは「脳神経外科を変更しました」でも書きました。

copichoa.hatenablog.com

そしてその結果「無症候性脳梗塞」があると言われ驚いたのが2週間ほど前の出来事です。

 

驚いてしまったのは、無症候性脳梗塞という診断をうけたこともありますが、2か月ほど前に別の脳神経外科でMRI検査を受けた際には、一切そのような診断ではなかったからです。

 

直近で受けた検査なので、結果は同じに決まっていると高をくくっていたところ、見事に違っていたことに驚いたのです。

 

最初に行った脳神経外科では、脳血栓は見当たらないとの診断でした。

 

それなのに、変更した脳神経外科では、無症候性脳梗塞があるとの診断だったのです。

 

脳梗塞の症状が一切なくても、MRIなどの検査をした際に脳梗塞が見られることを医学用語で無症候性脳梗塞と呼ぶそうです。

 

通称は「隠れ脳梗塞」です。

 

私の脳の画像には、いくつもの白い点が写っていました。

 

ということは、麻痺や言語障害などの症状が単に無かっただけで、気づかないうちに何度となく脳梗塞が起きていたことになります。

 

そして無症候性脳梗塞が見つかった人は、脳卒中の発症リスクがない人の4倍以上、認知症の発症リスクはない人の2倍以上とプリントに記されていました。

 

脳神経外科医は、「これ以上増えていないかを確認するためにも、半年後にまたMRI検査をしましょう」と言われましたが、増やさない為にすべきことの提示はしてくださいませんでした。

 

私も初めて聞いた「無症候性脳梗塞」に気を取られ、予防策があるのかを聞きそびれてしまいました。

 

今ブログを書きながら考えてみると、結果は違ったものの、両先生方のアプローチの仕方は似ているように思いました。

 

 

予防策を提示してくれるのではなく、「定期的に悪くなっていないかの検査をしていく」という点です。

 

検査をするのはもちろん大切だと思います。

 

でもそれ以上に大切なのは、予防方法だと思うんです。そして予防した効果をはかるために検査をすべきなんじゃないかなぁと私は思うんですが。

 

無症候性脳梗塞の危険因子

MRI検査を受けた時にいただいた「無症候性脳梗塞がみつかったら」というプリントによると、

 

最大の危険因子は高血圧で、糖尿病疾患も危険因子の一つに挙げられていました。

 

ということは、「高血圧や糖尿病にならないようにする。」これが先ほど疑問に思った答え、予防策だったんですね。

 

無症候性脳梗塞が見つかった場合、ABCD2スコアで診断をするのだそうです。

 

このABCD2スコアと言う用語も初めて聞いたので、後で確認出来るように、すかさずメモをしておきました。

 

ABCD2スコアとは

ABCDDはそれぞれのアルファベットの頭文字で、そのチェック項目の合計点で脳卒中を起こすリスクを評価し、

 

A=Age(年齢)

  60歳以上(1点)

 

B=Blood pressure(血圧)

  140/90mmHg以上(1点)

 

C=Clinical features(神経症候)

  片側の運動まひ(2点)、

  麻痺を伴わない言語障害(1点)

 

D=Duration of symptoms

 (症状の持続時間) 

  60分以上(2点)、

  10分~59分(1点)

 

D=Diabetes(糖尿病)

  糖尿病あり(1点)

 

 

スコア表によると、

 

片脚の力が入らなくなると言う状態が30分続いたので、症状の持続Dが10分〜59分にあたるから1点。

 

そして60歳以上の年齢Aも該当するので1点。

 

ということで、合計スコアは2点でした。

 

このようなスコアのチェックに関しても、最初にMRIを受けた脳神経外科では一切行われませんでした。

 

最もそこでの検査結果では、無症候性脳梗塞が見つからなかったやけですから、そのような診断が行われなくても仕方がないように思いました。

 

それはさておき、無症候性脳梗塞のプリントをよく読んだところ、驚きました。

 

安易な抗血小板薬投与は脳出血の原因となり得ると書いてあったのです。

 

それで頸動脈超音波検査の結果が出るまではと薬の処方は見送ったのかもしれません。

 

といったところで、今回はこの辺で終わりたいと思います。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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