こぴちょあぶろぐ

原田病になったことがきっかけで、このブログを始めました。今では料理など、自分の好きなことを中心に書いています。

食パンの型を使った食パン作り

こんにちは、こぴちょあです。

 

今回の食パン作りは、オーブンを使って焼き上げました。最初の捏ねだけをHBにお任せしましたが、一次発酵以降はオーブンの機能を使ってみました。

 

粉の量が型の容量に比べ少なかったことに後から気づき、上手くできるのかと初日はドキドキでした。

 

1回目の翌日に復習を兼ねて再び作った際にわかったこともありました。

 

と言ったことで、今回は自分自身の覚え書きも兼ねてブログに型を使って作る角食パンの作り方を載せたいと思います。

 

良かったら、お付き合いください。

 

角食パンの型とは

蓋をしたまま焼くことで、いわゆる四角いサンドイッチにも適した食パンが作れます。通常のHBでは作れない形です。

 

山型のパンをイギリスパン、四角いのを食パンと呼んでいた私は、四角い形の食パンの型を角食パンって呼ぶなんて、実はパン作りを始めるまで全く知りませんでした。

 

その角食パンの型ですが、2か月前に悩みに悩んで購入したのがこちらの商品です。↓

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あらかじめ油やバターを塗ったりしなくてもスルッと取れるらしい。でもその分高価……。ということで、悩んで悩んで、やっぱり購入した商品でしたが、2ヶ月もの間、オーブンの横に放置していました。

 

せっかく買ったのに放置していてはもったいないと思い立ち、型を使っての食パン作りにチャレンジしまてみました。

 

こんなことなら、直ぐに作れば良かった!と使ってみて驚きました。黒塗り2コートフッ素樹脂加工の食パン型は、バターも何も塗らなくても驚くほどスルッと出るので、逆に注意が必要なくらいです。そして初めてでも綺麗な焼き色になる優れものでした。

 

口コミでも大絶賛でしたが、使ってみて納得でした。これも買って良かったと思える商品の一つになりました。

 

最初のこねる工程だけをHBで

最初にこねる工程はホームベーカリーに任せましたが、それ以降の一次発酵から焼きまでは、全てオーブンの機能を使って作りました。ではまずは材料です。

【材料】

① ぬるま湯 160g(暑い時期は水)

② 白砂糖 12g

③ 伯方の塩  4g

④ 無塩バター 15g(今までより3g増やしました)

⑤ キタノカオリ(強力粉)250g

⑥ 赤サフ(インスタントドライイースト)3g

【型】

フッ素樹脂加工した食パン1斤用の型を使用

 

【作り方】(メーカー:タイガー)

上記の材料を番号順にホームベーカリーのパンケース内に入れる。

 

生地こね(メニュー24番)を選び、設定時間を20分にセットしスタートボタンを押す。

(注1) こね時間は合計で30分までにする。こねすぎると生地の温度が上がりすぎて上手く作れないことがあるため。

(注2) 続けてパン生地を作る場合は、必ず30分以上本体を休ませる

 

③ 生地の状態を確認した後、パンケースから取り出し、丸めた生地を容器に入れてラップをかけ、オーブンの発酵機能を使い発酵温度を30℃にし50分ほど一次発酵させる。

※ 約2倍に膨らめば一次発酵は終了。膨らみが足りなければ発酵時間を追加する。

↓パンケースから取り出し丸めた状態の生地

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↓2倍に膨らんだ状態(50分一次発酵させました)

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④ 生地を手でたたいてガス抜きをし、再び生地を丸めなおして20、30分ほど休ませる。その際に生地が乾かないように固く絞ったクッキングペーパーを被せる。(ベンチタイム)

↓叩いてガス抜きした生地

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↓手前から丸めていった状態

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↓上の状態から下の状態に丸め、硬く絞ったクッキングペーパー(或は布巾)を被せて生地が乾かないようにする

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⑤ ベンチタイム終了後、生地を成型する。

成型の仕方は富澤商店さんのサイト内にある「基本の食パン」のレシピの中に書いてある方法を参考にさせていただきました。

基本の食パン | TOMIZ 富澤商店

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⑥ 上記の方法で成型した生地を食パン型の中に入れ、生地が乾かないように硬く絞ったクッキングペーパーを型に被せる。

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⑦ オーブンの中に⑥をいれ、オーブンの発酵機能で35℃に設定し60分発酵させる。(二次発酵)

 

↓60分経った後、濡れ布巾を外した生地の状態。この時点で蓋を被せる。型よりも1、2cm低い状態がベスト。

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⑧ オーブンを220℃に予熱。

 

⑨ 予熱が終了したら焼き時間を30分に設定し、オーブンの設定を200℃に下げて焼く。

 

⑩ 焼きあがったら、型から取り出しケーキクーラーなどの上にのせて冷ます。

 

で、出来上がったのがこちらです。上の写真は初日に焼いたもので、下の写真が翌日また焼いたものです。

 

同じ角度で撮らなかったので違いがわかりにくいですが、下は隙間なく膨らんでいます。

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横からの写真(上は初日、下は翌日)

上よりも下の方が、より四角いのがわかります。当初、型の容量に対して推奨されている粉の量よりも30g程少なかったからかと思ったのですが、一次発酵の時間が足りなかっただけだったのかもしれません。

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そして穴の空いていない、底面です。(初日のみ撮影)

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ホームベーカリーで焼いた時と異なり、穴が開いていません。当たり前なんですが、なんか嬉しくて最初の記念に撮りました。

 

スライスした状態で上が初日、下が翌日のものです。

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初日のは、かなりキメが荒いですが、それでもホームベーカリーに最後まで任せるのとは食感が全く異なりました。

 

オーブンで焼くと外側は本当にパリッとして、それでいて中はしっとりふぁふぁに仕上がります。特にパリッとした耳が好きな夫には大好評でした。

 

ホームベーカリーは材料を用意したらあとは全てお任せなので、お手軽に食パンを食べられるのが利点ですが、こちらの味を知ってしまうと、単に底の穴の違いだけでなく、型で焼く方が断然美味しいと感じました。

 

最後に

今度は別の粉で実験する予定です。ホームベーカリーでも粉で食感や味が違ったので、粉でどれだけ変わるのかを試してみたいと思っています。

 

と言ったところで、今回は終わりです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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