こんばんは、こぴちょあです。
今日は、原田病が持病になってからの体力回復のことついて書きたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
原田病になる前
原田病が持病になる前までは、比較的良く歩いていました。足腰を鍛える為にも、できるだけ早足で歩くようにしていました。
その頃は、2、3駅ほどを週に3、4日程度ですが歩くのを日課?としている感じでした。2、3駅といっても私鉄の距離なので、3キロ程度だったと思います。
また、エスカレーターやエレベーターにも載らないようにし、なるべく階段を利用していました。車内でもできるだけ立っているように心がけていました。
習慣化はできなかったので、大きな声では言えませんが、その当時は腹筋やスクワットなどもやっていました。
原田病になる前に起きたこと
ところが、ある日を境にに、あらゆる状況が様変わりしてしまいました。
まさかの転倒で剥離骨折をしてしまったのです。それまで維持できていたと思われる体力が、ガタガタと落ち始めたのも、この時からだと思います。
そしてその時に、3ヶ月ほど松葉杖を使う生活を生まれて初めて経験しました。
なんでもそうかもしれませんが、見るのとやるのとでは大違いですね。
松葉杖もそんな風に思えることの1つでした。
松葉杖を使ってみた
松葉杖は、思っていた以上に実は腕力がいるんです。
そして実際に自分自身が使う時まで、松葉杖って、わきの下で支えるものだと思っていました。
ところが、違うんです。
松葉杖は、わきの下で支えるんじゃないんです。皆さんはご存知でしたか?
わきの下で支えて体重をかけてしまうと、わきの下の神経を圧迫してしまうので、やってはいけないとのことでした。
わきの下を圧迫すると神経障害を起こす恐れもあるのだそうです。
ですから、松葉杖はわきの下から若干浮かせて使います。
最初は2本の松葉杖でしたが、途中から1本になりました。わきの下に体重をかけてはいけない為、本当に腕の力が必要で大変でした。
もっとも年齢や性別、そして個々の体力なんかも関係があると思うので、松葉杖になれるのもかなり個人差があるんだと思います。
松葉杖から解放できたと思ったら
治るのに3ヶ月かかり、やっと松葉杖を外せたと思ったのに、その1週間後には原田病で突如入院となりました。
これから、弱った足腰を少しずつ鍛えていかなきゃと思った矢先の出来事でした。しかも聞いたことも無い病名の原田病になってしまったのです。
そして、原田病の内服治療も1年半かかりました。内服薬もやっと終了したと思った矢先、その4か月後には再発の兆候があると言われ、ステロイドの目薬治療が開始となりました。
今のところ、幸運にも内服薬の再開はありません。このまま内服薬を再開することなく、目薬治療だけで炎症が完全に落ち着いてくれたら御の字だと思っています。
今の状況からすると、目薬だけの治療もあと半年ほどはかかるんじゃないかと思っています。
それでも目薬だけで済んで欲しいと思っています。
万が一内服薬が始まれば、また当初の時のように副作用で体に負担がかかるんじゃないかと思うので、心の底から内服薬は避けたいと思っています。
体力を回復させるのは難しい
3ヶ月の骨折、その後すぐに発症した原田病での治療で1年半と体力をつけようにも難しい月日を送ってきました。
年齢的なこともあるのでしょうが、ステロイドの内服が終了した後も体の痛みや手のこわばりなどが長い間続いたため、運動もできませんでした。
また突然、子宮脱の症状も起こったため、腹筋運動もできなくなりしました。
子宮脱の症状は、ステロイド治療をするまでなかったので、これも副作用の一つなんじゃないかと思いましたが、正直なところはよくわかりません。
そんなこんなで、なかなか思うように運ばなかったのですが、今年の1月半ばあたりから、ほぼ毎日やっているものがあります。それは何かというと、
かかとの上げ下ろしです。
何かに軽くつかまったり、手を添えたりして両足のかかとを上げ下げするだけの運動です。
たったそれだけのことですが、これでも運動不足の人にとっては、かなり良い運動になります。実際にやってみて実感しています。
それなのに、続きませんでした。なぜかというと、
ノートに記録をしていたからです。その時は同時に、かかとの上げ下ろし以外の運動(エアロバイクやスクワット)も、やった時に記録をしていました。
励みになるかと思って始めた記録でしたが、2週間ちょっとで途絶えてしまいました。
運動が途絶えたわけ
記録というよりも運動そのものが途絶えたと言った方が正しいかもしれません。
途絶えた原因は、昨年の11月の下旬に、脳神経外科へMRIを取りに行った事でした。
何度かMRIを受けている脳神経外科ですが、最寄りの駅から遠いんです。20分ほどかかります。
体の痛みが治まった後も、体力がないため、予約を取るのも躊躇していました。
そろそろ良いかなと思い始めて予約を取ったのですが、検査の2週間ほど前から開始した「かかとの上げ下ろし」や「エアロバイク」などのおかげなのか、体力に少し自信がつき始めたんです。
自信がつくこと自体は良いことなのですが、自分の限界をいまいち把握できなかった私は、無理をしてしまいました。
運動を始める前よりも確かな歩行を実感し、変に自信を持ってしまい、20分の距離を往復したんです。
家族から「行きか帰りのどちらかは、最寄りの駅までタクシーを使うように」と言われていたにもかかわらず、行きも帰りも歩いてしまったんです。
その夜、やってしまった感は否めませんでした。そして、その後も、しばらくは体力の限界が続いてしまったのです。
そんなわけで、その日を境に「かかとの上げ下ろし」さえもやらなくなったというより、できなくなりました。
かかとの上げ下ろしを復活させてみた
このままじゃダメってことは、私にもわかっていました。
そこで「毎日手軽にできる運動」しかも「手始めにやれるもの」ということで復活しました。
「かかとの上げ下ろし」です。
と言うことで、1月の半ばあたりから再び開始しました。
ただし、今度は記録しないで行うことにしました。前回の失敗があったので。
私は、日ごろからカフェオレを日に3回ほど飲んでいます。
私はマグカップにトリッパーを直に置きコーヒーを抽出した後、そこに牛乳を注ぎ電子レンジで温めて飲んでいます。
そこで記録の代わりに、その時に「かかとの上げ下ろし」をすることにしました。
そうすれば、記録をしなくても1日に3回ほどは「かかとの上げ下ろし」ができるからです。
また、その時だけではなく、ちょっとした時にも意識して行うように心がけました。
昨年の11月に行った時に比べると、それでも体力が少しは回復していたのか、倍は出来るようになりました。
倍と言っても20回が限度でしたが。
そのうち2月に入ると続けて25回ちょっとできるようになりました。5回程度でも回数が増えています。
少しずつでも焦らずやっていくしかないですね。
日に少なくても3回ほど続けているうちに、体力もだいぶつくようになったと喜んでいたのですが、実はまたまたやってしまいました。
無理をしないことを学ぶ
2月中旬に、またまたやってしまいました。
今度は20分の距離を早足で歩き、帰りは歩かずにバスを利用したのですが、またまたキャパオーバーだったみたいです。
今回は前回ほどではないものの、それでも1週間、いや10日ほど疲れが取れませんでした。
難しいですね。自分の限界を知るのって。
まぁ、恐れすぎていてもダメでしょうけど、無理せずに自分を過信しないようにして体力をつけていこうと思います。
ということで、今後も「かかとの上げ下ろし」を軸にして、少しずつ運動の幅を広げていけたらと思っています。
と言ったところで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
今回も、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。